ちくふる

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【Makita, Hikoki】インパクトドライバを比較してみました【Ryobi, BOSCH】

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先日使っていたインパクトドライバーが壊れ、買い換えを検討中です。
そこで、各社売れ筋のインパクトドライバーを比較してみました。

 

 

インパクトドライバーとは?

かなり大胆に言うなら、「パワー系電動ドライバー」です。打撃の力でグングンネジを回していきます。下穴を空けずにいきなりビスを打ち込んでいけるので、数をこなすような作業ではかなりラクです。

電源は充電式

丸ノコの記事ではコード式をオススメしてましたが、ビスを打つ箇所の多さから、インパクトドライバーについては「充電式」が良いと思います。充電式でないインパクトを現場で見たことが無い、というのも理由の一つです。

プロ仕様

僕はMakitaの古い14.4Vを使っていたのですが、DIYラインの製品を使わせて貰ったことがあり、やっぱりちょっと違和感を感じました(最近のモデルは分かりません)。一番多く使うであろう工具なので、今回も無難にプロ仕様の物からチョイスするつもりです。

バッテリー容量は18V

しばらくは18Vがラインナップの中心だと思います。BOSCHのプロラインでは特殊な用途を除き18Vのみのラインナップです。なので他の工具と揃えるつもりなら、尚更18Vにしといた方が後々安心みたいです。

ブラシレスモーター

 もはや業界標準みたいです。ブラシが無い分、小さく、エネルギー効率が良くなる(バッテリーの持ちに影響)ところがメリットです。コンピューター基板が入っているため、あまりにも過酷な使い方には向かないようですが、プロも普通に使っているので問題ないでしょう。ブラシ有りの機種でもたいして安くならないので、ブラシレスで探すのが良いと思います。

重量

できるだけ軽い方が疲れにくいと言われています。

トルク

トルクが高ければ高いほど、スムーズに(力業で)スピーディにネジを沈めることができます。

 

頭は小さい方が良い?

理論的には小さければその分軽くなりますし、狭い場所にも手が入ります。と言う割に、実際に使い始めてみると実はあまり気にならないのは、僕が鈍感過ぎるからなのかも知れません。

回転数

1分間にどれだけ回転するか、です。たとえば同じトルク・打撃数なら、回転数が多い方がはやくビスが打てます。

打撃数

インパクトは、回転方向(垂直方向ではありません)に打撃を食らわす衝撃でビスをねじ込んでいきます。打撃数は1分間に何回打撃を食らわすか、の数です。

多ければ良いという物ではなく、間隔が空けばその分力をためられるので、一回の打撃力は強くなります。なので通常、パワーモードを強くしていくと、一回転あたりの打撃数は少なくなる傾向にあります。

主要メーカー比較表

18Vブラシレスで6Ahバッテリーが2個付いたセットをラインナップしてみました。

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実勢価格ですが、Ryobiがなぜかズバ抜けて高く、HiKOKIとMakitaが同じぐらい( 4万円前後)、BOSCHがそれより2割弱安くなっています。 

 

 

 

インパクトは高すぎる!と言う人に

ちなみにBOSCHには、この1つ下の機種(プロ用です)で、18V・170N・m、4.0Ahと2.0Ahのバッテリー付き2万円前後(実勢価格)のGDR 18V-ECNというのもあります。

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他の3社だと、18Vブラシレスモーターでこの価格帯(実勢)のプロ用製品はありません。充電時間が長く、少し大きくなってしまいますが、プロ並みの性能は欲しいけど一日の作業数はそれ程多くない、という人にはオススメです。